健康レシピ
健康レシピ 2025年2月号 北斗市の特産 わかめ

旬の季節にお試しあれ 北斗市の海峡わかめで彩る健康生活
北斗市は、北海道南西部に位置し、豊かな大地と海に恵まれた地域です。周辺海域には対馬海流や親潮(千島海流)が流れ込み、豊富な海産資源を育んでいます。不定期で開催される漁港の直売イベントでは、新鮮な魚介を求めてたくさんの人が訪れます。
北斗市の海の特産品には、伝統漁法が続くほっき貝や、ミネラル豊富な海で育つ峩朗カキ等がありますが、中でもわかめは357トンと北斗市内でも上位の水揚げ量を誇る主力の水産物として知られています。
北斗市の養殖わかめは、約1年サイクルで育てられ、1月より水揚げを開始し、3月に最盛期を迎えます。水揚げ後すぐに湯通しし、粗塩を混ぜ合わせ芯を抜き、食べやすく仕上げられたものが、北斗市の海峡わかめとして店頭に出回ります。乾燥わかめとは異なり、程よい柔らかさが特徴です。また、市内の学校給食にも使用されています。
わかめは、美容と健康をサポートするミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富な魅力的な食材です。特に水溶性食物繊維であるアルギン酸は、わかめのぬめり成分で、血圧を下げる効果も期待されています。日々の食事に取り入れることで、腸内環境を整える助けにもなります。
今回は北斗市食生活改善協議会の皆さんにご協力いただき、おいしいとヘルシーを兼ね備えたレシピをご紹介します。旬が訪れるこの時期にぜひお試しください。
(レシピ/北斗市食生活改善協議会 文/北斗市保健福祉課健康推進係 管理栄養士 阿部光沙)
わかめ入りオムレツ

◆材料(4人分)
卵…………………………6個
ロースハム………………4枚
玉ねぎ……………………中1個
パプリカ(赤)……………1/2個
マッシュルーム…………3個
湯通し塩蔵わかめ………8g
油…………………………適量
バター……………………大さじ2(24g)
塩、こしょう……………各少々
◆栄養成分(1人分)
エネルギー232kcal、たんぱく質12.8g、脂質18.7g、炭水化物4.4g、食物繊維0.6g、塩分1.3g
作り方 |
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①ロースハム、玉ねぎ、パプリカは1cm角に切る。マッシュルームは薄切りにする。 わかめは軽く水洗いして塩を落とし、ボウルに水を入れて5分浸し、柔らかくなったら、 細かく切ってしっかりと水気を絞っておく。 ②油で玉ねぎをしんなりするまでよく炒めたら、ロースハム、パプリカ、マッシュルームを 加えてさらに炒め、バター、塩、こしょうで味をつける。 ③卵を溶いて塩、こしょうで調味し、②と下ごしらえしたわかめを入れて混ぜ合わせる。 ④良く熱したフライパンに油をひき、一度火を止めて具材をすべて流し入れる。 蓋をして焼き上げる。(約13分程度とろ火、火を止めて5分蒸す) |
わかめと挽き肉の炒め物

◆材料(4人分)
湯通し塩蔵わかめ……………………80g
豚挽き肉………………………………160g
にんにく………………………………24g
しょうが………………………………24g
長ねぎ…………………………………40g
油………………………………………少々
豆板醤…………………………………3g
しょうゆ………………………………16g
ごま油…………………………………10g
白ごま…………………………………少々
塩、こしょう…………………………各適量
◆栄養成分(1人分)
エネルギー136kcal、たんぱく質8.4g、脂質10.6g、炭水化物4.1g、食物繊維1.4g、塩分1.3g
作り方 |
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①わかめは、軽く水洗いして塩を落とし、ボウルに水を入れて5分浸す。 柔らかくなり、わかめが広がったら水気を切って、食べやすい大きさに切る。にんにく、 しょうが、長ねぎは、それぞれみじん切りにしておく。 ②フライパンに油をなじませて、にんにくを炒める。香りが出たら、しょうが、 豆板醬を加えて炒め合わせ、豚挽き肉を入れてさらに炒める。 ③豚挽き肉に火が通ったら、わかめを入れて炒め、塩、こしょう、しょうゆで味をととのえる。 仕上げにごま油を加え、白ごま、長ねぎを混ぜ合わせる。 |
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