健康レシピ
健康レシピ 2025年10月号 恵庭市の特産 えびすかぼちゃ

甘くてホクホク、えびすかぼちゃで秋を感じる食卓を
恵庭市は、札幌市と新千歳空港のほぼ中間に位置する、充実した都市機能と美しい田園環境、豊かな自然環境を有する道央のまちです。道内有数の花苗の生産地であり、恵み野地区を中心にガーデニングが盛んで、「花のまち」としても全国的に知られています。
隣接する北広島市との境界に位置する島松沢地区は、道内初の水稲栽培成功の地であり、道内屈指の米どころとして市場や消費者から高く評価され、現在ではかぼちゃや小麦などの畑作物、酪農、畜産など多様な農業を展開しています。
えびすかぼちゃは、昭和39年に恵庭市が道内で初めて栽培を開始し、市を代表する特産品となっています。鮮やかな黄色の果肉と、高い糖度、蒸したときのホクホク感が特徴で、スープ、天ぷら、コロッケなどに適しています。蒸してそのまま食べるのもおすすめです。
β-カロテンが豊富に含まれ、体の中でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力を強化してくれるため、インフルエンザなど感染症が流行するこれからの季節に積極的に摂りたい栄養素です。油を使って調理したり、牛乳・乳製品や肉類と一緒に食べると吸収率がアップします。
今回はえびすかぼちゃのおいしさを存分に味わえる「えびすかぼちゃと鶏のラタトゥイユ風」、「かぼちゃ牛乳味噌汁」をご紹介します。どちらも簡単ですので、ぜひお試しください。
(レシピ:北海道文教大学人間科学部健康栄養学科実習生/文:恵庭市保健福祉部保健課 管理栄養士)
えびすかぼちゃと鶏のラタトゥイユ風

◆材料(2人分)
鶏もも肉(皮なし)…1/2枚(160g)
えびすかぼちゃ………160g
ミニトマト……………5個(100g)
ズッキーニ……………1/2本(60g)
黄パプリカ……………1/3個(60g)
トマトケチャップ……小さじ4
オリーブオイル………小さじ1
すりおろしニンニク…小さじ1
塩、こしょう…………少々
◆栄養成分(1人分)
エネルギー226kcal、たんぱく質18.1g、脂質8.4g、炭水化物25.3g、食物繊維4.4g、食塩相当量0.5g
| 作り方 |
|---|
| ①かぼちゃと黄パプリカは大きめの一口大、ズッキーニは輪切りに、ミニトマトは半分に、 鶏もも肉は一口大に切る。 ②野菜、鶏もも肉、すべての調味料を耐熱容器に入れ、軽く和えたらラップをし、 電子レンジで600W、6~10分ほど加熱する。鶏肉に火が通ったら完成。 |
かぼちゃ牛乳味噌汁

◆材料(2人分)
えびすかぼちゃ……80g
ニンジン……………1/3本(50g)
マイタケ……………1/2パック(50g)
和風顆粒だし………小さじ1/2(2g)
水……………………160ml
牛乳…………………160ml
味噌…………………小さじ2
すりごま……………小さじ1
小ネギの小口切り…適量
◆栄養成分(1人分)
エネルギー119kcal、たんぱく質4.7g、脂質4.4g、炭水化物13.4g、食物繊維3.5g、食塩相当量1.3g
| 作り方 |
|---|
| ①かぼちゃを小さめの一口大、ニンジンは半月切りにする。マイタケはお好みのサイズにちぎる。 ②鍋に水、和風顆粒だし、かぼちゃ、ニンジン、マイタケを入れふたをして火にかける。 ③野菜に火が通ったら牛乳を加え、沸騰する直前に火を止める。味噌を溶き入れ、すりごまを混ぜる。 (すりごまの量はお好みで) ④お椀に盛り付け、小ネギを散らす。 |

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