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健康レシピ・エクササイズ

健康レシピ 2024年07月号 千歳市の特産 ハスカップ

今月の健康レシピの食品

「不老長寿の実」として大事にされてきたハスカップ

 千歳市は、国立公園支笏湖や清流千歳川などの豊富な自然に囲まれた住環境と陸・空の交通アクセスや生活利便性に優れた都市環境が調和する道央圏の中核都市です。

 1926年、当時の千歳村民総出の無償の奉仕によって造成された一本の着陸場を起源とする新千歳空港は、北海道の空の玄関口として、本市はもとより、北海道内全体の地域活性化や観光振興に寄与しています。

 ハスカップという名称はアイヌ語のハシカプに由来しており、「枝の上にたくさんなるもの」という意味があります。

 6月から7月にかけて実をつける果実で、千歳市における令和5年の収穫量は約6トンあり、時期になるとハスカップ狩りを楽しむことができる農場もあります。

 千歳市のハスカップ栽培の始まりは昭和40年代とされており、多い時では約40戸もの農業者によって栽培されていました。

 また、ハスカップは道外では高山植物で、標高の高い場所にしか生育しないものの、北海道では勇払平野に多く自生し栽培もされています。味はブルーベリーに似ていますが、アントシアニンはブルーベリーの2倍以上も含んでいます。また、カルシウム、カリウム、ビタミンCなどを多く含みます。生で食べると甘酸っぱく酸味が強いですが、種が小さいのでジャムなどの加工に向いています。

 

ハスカップ寿司

今月の健康レシピ1

◆材料(約4人前)
酢飯…………………………2合(300g)
★ハスカップの塩漬け ……適量
◆作り方
①酢飯にハスカップの塩漬けを混ぜる。
②器に盛るか、俵形のおにぎりにする。
★ハスカップの塩漬け
【材料】
ハスカップ……適量
塩………………ハスカップに対して1割
【作り方】
①ハスカップと塩を保存容器に入れ混ぜる。
② ①を1週間ほど冷蔵庫で漬ける。
ハスカップから水分が出てきたら完成。

◆ 冷凍のハスカップでも塩漬けにできます
◆ ハスカップ寿司に白ごまをトッピングするのもおすすめです
◆ ハスカップの塩漬けは梅干しの代わりにおにぎりに入れても美味しいです

ハスカップジャム

今月の健康レシピ2

◆材料
ハスカップ(生/冷凍)……………500g
砂糖(グラニュー糖/白砂糖)……250g以上お好みで
◆作り方
①アルミ以外の鍋にハスカップと砂糖を入れよくかき混ぜる。3時間以上置いておく。
② ①をかき混ぜながら強火で煮る。沸騰したら中火にしてアクを取り除きながら5~10分煮て出来上がり。
③熱いうちに煮沸した瓶に入れ蓋をしてひっくり返し完全に冷めるまで置く。
保存可能期間:冷蔵庫で約半年間

- 電子レンジで簡単に!-
(材料の分量は200gまでに)
①電子レンジ用の容器(大き目)にハスカップと砂糖を入れとろとろになるまでよく混ぜる。
②電子レンジで5分温め混ぜる。アクは取り除く。再度5分温め混ぜる。
 更に3分温めとろみが出たら出来上がり。ゆるいようであれば温め時間を延ばす。

下記よりバックナンバーのPDFを表示する事が出来ます。

 

※申請書のPDFを開く為には、ADOBE READER が必要です。
※Adobe® Reader® はAdobe公式サイトより無料でダウンロードすることができます。

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自宅でできるエクササイズ(一般社団法人 地域ウェルネス・ネットより)

福岡先生

ウェルネス・ネット代表
福岡永告子(ふくおかえつこ)先生

座りっぱなし予防改善運動 (2024年7月号)

座りっぱなし予防改善運動

 健康維持や介護予防の教室では椅子に座ったままでできる体操から始めます。座っている安心感から、運動に集中して取り組んでいただけるのが大きな特徴です。

立ったついでに運動を!

座っている時間が世界一長い

 日本人は座っている時間が世界一長いという調査結果があります。 長時間の座りすぎは健康リスクを高めることも指摘されています。 座っている時間が長いとカロリー消費が減り、肥満や糖尿病のリスクが増します。メタボリックシンドロームの発症率も高まり、内臓脂肪が蓄積しやすくなります。また、心臓病やがんなどの深刻な病気のリスクを増やし、寿命まで縮めてしまいます。

立ったついでに体を動かす

 座り時間が長くなると、まず足の筋力を中心に身体機能が低下します。筋力や筋肉量が落ちると代謝機能が下がり、疲れやすく、血液の流れも悪くなります。特に「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎの活動量の低下は、下半身にたまった血液を心臓に押し戻すポンプ機能も低下させるため、血流が滞った状態になります。 また、長時間同じ姿勢でいることはたとえどんなによい姿勢だったとしても、筋力が不足していたら疲れます。定期的に姿勢を変えることも必要ですが、ストレッチや筋トレなどで体を積極的に動かすことがより予防改善に繋がります。

腸腰筋と広背筋のストレッチ

 太腿の付け根の腸腰筋は、股関節を曲げたり、骨盤を前に傾けたりするときに働きます。 座り姿勢は、まさに股関節を曲げた状態。 この姿勢が長くなると、腸腰筋が縮んだままになり、血流や鼠径部のリンパの流れが悪くなることで、冷えやむくみ、腰痛などの不調に繋がります。 集中して長時間座って作業していると背中や腰など背面の筋肉が固まり、これが体のだるさ、疲れ、肩こり、腰痛などに繋がります。 広背筋は胸郭を支えて深い呼吸をサポートする役割もあり、呼吸にも大きな関わりがあります。時間がないときでもこれだけは実施してほしいのは腸腰筋と広背筋のストレッチです。 立ったついでにサクッとでき、椅子を支えにして行うので、筋力やバランス力に自信のない人でも簡単にできます。試してみてください。


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血流を良くする運動 (2024年6月号)

血流を良くする運動

 健康維持や介護予防の教室では椅子に座ったままでできる体操から始めます。座っている安心感から、運動に集中して取り組んでいただけるのが大きな特徴です。

寒暖差疲労にも効果

寒暖差疲労

 この5月から6月にかけて思いのほか寒かったり、急に暑くなったり、体調を崩す人が増えているようです。

 気温の寒暖差が大きくなることで自律神経のバランスが崩れてしまい、さまざまな体調不良を引き起こすことを寒暖差疲労といいます。

 自律神経が乱れると、全身に行き渡る血液量が低下したり必要以上にエネルギーを消耗したりするため、さまざまな不調につながってしまいます。そのため寒暖差疲労の改善には体内で滞った血液循環を回復していくことが必要になります。

適度な運動で血流を改善

 体の中には毛細血管と呼ばれる網の目のように張り巡らされた血管があります。安静時はその約半分には血液は通っていないのですが運動をすると肺はたくさんの酸素を吸って心臓に送り出し、毛細血管を流れる血液は安静時の何倍にも増えていきます。

 運動したり、お風呂に入ったりすると皮膚が赤く見えるのは毛細血管が広がり、血液の流れがよくなったためです。

 反対に運動せずに安静状態のままだと、血管は周りの筋肉に吸収され、血液の通る道がなくなってしまい、血圧を上げる原因にもなってしまいます。

 運動といっても体に負担がかかるような運動ではありません。軽く簡単な運動を続けることが大切です。心臓も筋肉ですから毎日続けることで心臓の筋肉も丈夫になり、収縮力が増し、流れる血液量も増えてきます。

膝・つま先上げ運動

 ふくらはぎは体の一番下、心臓から遠いところにあります。体中に血液を巡らせるには、ふくらはぎの筋肉がポンプとなって重力に逆らい血液を押し上げなければなりません。かかと上げが代表的な運動ですが今回は膝を持ち上げつま先を上げる簡単な運動をご紹介します。覚えやすいので、ぜひ試してみてください。


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椅子ストレッチ10(2024年5月号)

椅子ストレッチ『10』

 健康維持や介護予防の教室では椅子に座ったままでできる体操から始めます。座っている安心感から、運動に集中して取り組んでいただけるのが大きな特徴です。

椅子体操のメリット

腰や膝に負担がかからない

 腰や膝に体重がかからないため、足腰への負担はほぼありません。膝を深く曲げる動作もないため、膝痛や腰痛持ちの方にも無理なくできます。

動作が簡単

 椅子に座った状態で行うため、動作が非常にやさしいのもポイントです。足を動かしたり、立ち上がったりもしますが、椅子の背に手をかけ体を支えながらできるため強い力はいりません。

使う筋肉に集中できる

 椅子を使えば骨盤など、体の一部が固定されるので、使いたい、伸ばしたい部分を無理なく使い、伸ばすことができます。


デスクワークの不調にも有効

 デスクワークによる体の不調を予防するためにも、椅子体操、ストレッチは有効です。姿勢を改善し、筋肉を活性化させることができます。一日の中で割と多い〝座っている時間〟をストレッチにあてることで、効率よく背筋を正すことができます。

 仕事中は集中しなければなりませんが、30秒でもよいのでストレッチに使うだけで、気がつくと体は楽になるし、集中力もアップします。

椅子ストレッチ『10』

 10の椅子ストレッチをご紹介します。その中でも簡単にできる2つ「体側伸ばし」は姿勢改善効果やリフレッシュ効果の高いストレッチ。胸を大きく開くことで呼吸を深める効果もあります。「腰ひねり」は背骨の歪み解消や腰痛の緩和、内臓機能の活性化に効果的。空いている手は背もたれを掴んでもOKです。「時間が余った」と感じた時に試してみてください。

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春の不調に簡単ストレッチ(2024年4月号)

入浴と運動でリフレッシュ

 寒い冬も終わり、ぽかぽかと日差しが気持ちよい季節になりました。
過ごしやすいと感じる一方で、「なぜか身体がだるい」「イライラする」「やる気がでない」など心身の不調を感じる方が多いようです。
 特に春先は朝晩の寒暖差が大きいため、体温調節のためのエネルギー消費が増え、疲労感を感じやすくなります。
また、日照時間が増加する春には、体内時計が調整される影響で睡眠リズムが乱れやすくなります。規則正しい生活リズムを保ち、睡眠時間を確保することで体力を回復させることができます。

睡眠と入浴

 良い睡眠のためには、体温の「下げ幅」がポイントになります。夜になると徐々に下がっていく体温ですが、就寝前に体温が下がらなかったり、逆に体温が上がったりすると眠りのタイミングを逃してしまいます。就寝前の入浴にも気を付けなければなりません。熱いお湯につかると「活動モード」にスイッチが入ってしまいます。就寝1時間くらい前に39~41度のぬるめのお湯につかりましょう。15~30分ほどで額に汗が出るくらいが最適だと言われています。一時的に体温を上げ、その後の「下げ幅」を確保することができます。お風呂からあがり、水分も補給し30分~1時間後に眠りにつく。このタイミングなら、寝つきもよく眠りも深くなります。

適度な運動でリフレッシュ

 適度な運動も春の不調を軽減するのに役立ちます。体を動かすことで血流がよくなり気分もリフレッシュできます。息が軽く弾む程度の運動を、気持ちよいと思える範囲で無理せずに行いましょう。ウォーキングやストレッチ、ヨガなどがお勧めですが、時間が確保できない方は、日常の動作の中に運動を組み込んでみてください。伸びをするストレッチをするだけで筋肉がゆるみ血行促進が期待できます。お風呂でも運動でも自分が「気持ちいいなぁ」と感じる程度が一番効果的なのだと思います。
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サーキットトレーニング 頑張るバージョン(2024年3月号)

◆トレーニングの習慣化
 トレーニングは自分の実力以上の事をしてもなかなか結果は出ませんし、何より怪我に繋がる場合もあります。自分のレベルを把握してトレーニングを行うことが大切ですが、3か月以上続け、ある程度、筋トレが習慣化されたら、「ややきつい」と思うくらいのトレーニングを意識していくことが推奨されています。

サーキットトレーニング 簡単バージョン(2024年2月号)

◆短時間で効率良くトレーニング
 サーキットトレーニングは複数の筋トレと、有酸素運動を組み合わせて行うトレーニングです。 休息を挟まず筋トレと有酸素運動を交互に行うので短時間で効率よくダイエットができるほか、全身持久力や筋力が向上する効果が期待できます。時間が取れない方や短時間で効果を得たい方にはおすすめの運動なので、就労者向けの「夜の運動教室」や「男性のための運動教室」に取り入れています。

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